今週も皆さん頑張りましょう!
瑞穂運動場西駅、妙音通駅、堀田駅の間にある
個別指導塾PICK UP瑞穂校の教室長戸谷です。
全国学力・学習状況調査をもとにいろいろな分析が進んでいます。
今回面白いと感じた情報があったので紹介しつつ独自の考察を加えていきたいと思います。
今回出ていたデータで当然だ!と思ったのが、
「家庭学習時間と正答率」の因果関係でした。
平日家庭学習時間が長くなるにつれて、正答率が上昇していました。
このデータは当塾と神戸大学との共同研究でも明らかになっているエビデンスです。
一方で平日にICT活用(タブレットやPCを学習に使うこと)をした場合についてのデータが、使用時間ば短いほど正答率が低かったというものが印象的でした。
昨今ICT教育であったり、電子教科書、映像授業など加速度的に普及されていますが、1日に30分以下の時間で使用している場合が一番正答率が高くなっています。
ここで私の考察です。
自塾内でも追加の調査をしていきたいと思っていますが、成績をかませたデータで見たら面白くなるのではないかと思っています。
例えば、ICTを30分以下で使用している生徒で正答率が高いということは、もともと成績上位者は知りたい情報のみを検索するなどの使用に留め、ワークや教科書を使った学習が主体となっている可能性がある。
逆に、ICTを長時間活用していて正答率が低いということは、成績下位者ほど、勉強が苦手であったり、やる気がなかったりということで、動画授業を流して勉強したつもりになっている可能性がある。
という仮説です。
結果的にICTが教育にプラスマイナスということではなく、上手に時間を使えたり、効率の良い学習ができる子ほど正答率が高く、成績上位者になっていると考えられるということです。
ピックアップは勉強のやり方や時間の使い方などから指導を行っている塾です。
家庭学習を増やして行く子とも方針の一つです。
こういった点からも成績上昇を狙うことができるチャンスがあります。
指導方針に共感をいただいた方は、ぜひ一度体験にお越しください。