月日が経つのは早いですね!
もう6月になってしまいました。
先週末あたりはカラッと晴れて焼けるような暑さでしたが
6月ということもあり、じめじめと梅雨に向かっていくのではないかと思いますね。
雨はあまり好きじゃないです、、、、
では、前回の問題の答えですが
結論から言ってしまうとコップに水滴がつく理由は、
飲み物を入れた後にコップの表面で結露(けつろ)という現象が起こるからです。
結露というのは、空気中の水蒸気が水になって物体の表面に付着する現象のことです。
私たちの周りには空気が存在していますが、その空気には水蒸気が含まれています。
空気によってどのくらいの水蒸気が含まれているのかは異なりますが、
空気中にどのくらい水蒸気が含まれているかを表す指標として湿度(しつど)が使われます。また空気中にどのくらい水蒸気を含むことができるかは空気の温度によっても変化します。空気の温度が高ければそれだけ多くの水蒸気を含むことができ、
反対に空気の温度が低ければ少ない水蒸気しか空気中に含むことができません。
このように空気が含むことができる限界の水蒸気量を”飽和水蒸気量”と言います。
そして冷たい飲み物を入れるとコップ周辺に存在する空気が冷やされ、
空気中に含むことができる水蒸気の量が減るためその限界を超えた分が水滴になります。
よってコップ表面についてしまう水滴の正体というのは、
コップ周辺に存在していた空気が元から含んでいた水蒸気が水になったものです。
では次回の問題をお楽しみに!!!